当社は、昭和59年6月に酒販店として創業し、昭和63年10月に法人化し、食品加工業に本格参入。食品加工部門は現在、水産物加工食品製造の下請けを行っております。
今後、酒販・食品加工に続いて当社の柱となり得る新分野の事業への取り組みを検討する中で、薬用植物に着目。 当社代表所有の休耕田を活用し、平成14年、当時の広島大学 医学部附属薬用植物園 助教授の指導の下、薬用植物栽培に着手。
最初は朝鮮人参の栽培に取り組みました(現在も継続中)が、西洋の薬用植物であるメディカルハーブにも注目し、欧米で最も重要なハーブのひとつであるエキナセアの栽培を始めました。
栽培は概ね軌道に乗ったため、今後は次の展開として、エキナセアエキスの効能研究及びそれを利用した健康食品の開発に広島大学生物圏科学研究科 田辺創一教授と取り組んでおります。
本事業は、平成22年7月に広島県より経営革新制度の認定を受けました。
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食を通して健康の確保、及び地域貢献
生活習慣病や心身症といった病気に悩む人が増えてきています。治療より予防、体の調和という植物療法が見直され始めている現在、消費者のニーズとして「健康」は一つのキーワードであり、1兆7,000億円の市場規模の下、様々な健康食品やサプリメントが流通しています。
本事業で開発を進めているエキナセアエキス入り食品は、こういった流れの中で健康維持のために必要な植物療法の一つと考えています。若年者から高齢者まで幅広い層をターゲットとしており、将来的に当社の主力商品となり得るものだと考えております。
当面はエキナセア入り食品の開発に取り組みますが、将来的には、様々な薬用植物を用いた高付加価値食品の開発、アイテムの充実を図っていきたいと考えております。
また、事業展開する中で、地域特産品とのコラボレーションや、優良種苗の生産方法・栽培技術の確立、生産意欲の高い農家への種苗提供及び栽培指導を行う事により、
①地域に散在する耕作放棄地の解消
②雇用の創出
を図り、里山景観整備や地域観光資源の育成の基となりたいと考えます。
社名 | 有限会社土井酒店 |
企業サイトURL | http://doi-sake.com |
設立 | 昭和59年6月 |
資本金 | 300万円 |
代表者名 | 土井 保 |
事業内容 | 食品製造・酒類販売 |